AndroidのスマートフォンはMHL接続で液晶ディスプレイに接続する事ができるが、一部機種とNexus7(2013)やNexus5はSlimPortの出力になる。絵映像用の出力としてはHMLのほうが普及しているがディスプレイ側の対応や電源周りを考えるとSlimPortが扱いやすいように思える(HDMI出力や他の出力も可能)、折角Nexus5にはSlimPortでの出力機能が用意されているので接続してみた。製品自体は国内メーカーでは少なく、端子はHDMIでしか接続できない状況です。
サンワサプライから販売されているSlimPort-HDMI変換アダプタを購入してみた。microUSBのオス(スマートフォン側)と、HDMIのメス(液晶ディスプレイとHDMIで接続する)、それにスマートフォンを利用中に充電する為のmicroUSB端子を備える簡単な製品です。
液晶ディスプレイにHDMI端子を接続し、製品を取り付ける
製品をスマートフォンのmicroUSB端子に接続します
接続をするとすぐにミラーリングで画面に表示されました。案外タイムラグもなく快適に利用できる。
横画面の切替もさくっと。
写真なども比較的綺麗に表示される。なんとなく解像感は甘いですが、スマートフォンのディスプレイに見慣れているというのもあるかもしれません。
Youtubeの動画も、HDなどでは結構綺麗に表示されます。ただnasneなどのHDCP-IP対応はtwonkybeamなどでは再生できませんでした。ここの点が少し残念。仕方ない点ではあるが。
複数人でメディアを楽しむ分には、結構便利な製品だと思います。お値段もそこまで高くはないので、1つ所持をしていると便利だと思います。少々残念だったのが、やはりミラーリングという点。ディスプレイ出力した際は表示される解像度が切り替わってくれたりすると凄く使い勝手が良い。そうすると、bluetoothキーボード&マウスで、パソコンの置き換えができるのではないだろうか。Google Driveなどのスプレッドシートなどが、液晶ディスプレイで普通のパソコンで利用するレベルで利用できるようになると、一気にパソコンからのシフトが可能になりそうな気もします。nintendoDSのようにスマホ側はインフォメーションのみで画面出力側が、ディスプレイみたいな使い方ができると色々と変るかなあと。