DOMEMO(ドメモ)というゲームを買いました。ルールも簡単で1ゲームあたりは10分程度で終わるので気軽なゲームです。子供でも出来ますがある程度確率の概念が分かるレベルが望ましいです。表記上では2〜5人、対象年齢6歳以上となっています。場の状況、対戦相手の言動などから見えない自分の手元にあるタイルの数字を言い当てるというゲームです。一番早くタイルを無くした人が勝利です。記憶力、推理力、駆け引きなどが必要なゲームです。
1〜7までの数字が書かれたタイルが、書かれた数字の個数あります。1ならば1個、4ならば4個、7ならば7個。全部で28枚のタイルを利用してゲームを行います。ゲームを始める準備です、まずは28枚のタイルを裏向きにしてよく混ぜます。プレイヤーの人数によって、1人の手札、最初に場に出すタイル、ゲームから取り除くタイルの数が違います。
人数 | 1人の手札 | 場のタイル | 取り除くタイル |
---|---|---|---|
2人 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
3人 | 7枚 | 0枚 | 7枚 |
4人 | 5枚 | 4枚 | 4枚 |
5人 | 4枚 | 4枚 | 4枚 |
プレイヤーは人数に応じた手札を自分には見えないようにして立てて並べます。全員の手札が揃ったらタイルを取り除き、場のタイルを並べます。自分の手札が見えてしまった場合は、場のタイルになる予定のタイルと交換すると良いと思います。テーブルによって倒れて見えてしまう場合があります。裏側に5角形のマークがありますが、5角形の頂点が上に来るようにすると数字の向きがきちんとなります。
一番はじめのプレイヤーはじゃんけんか、年齢が一番低い人から開始しましょう。
時計回りにプレイします。自分の番になったら、自分が持っていると思うタイルを予想して1つの数字を言います。左隣のプレイヤーはその数字があった場合は、その数字のタイルを1枚だけ取って場に出します。2枚あっても1枚だけです。2,3人でプレイする場合は、当たれば外れるまで何度も予想を言えます。4,5人でプレイする場合は当たっても外れても次の人の番になります。
自分のタイルが全てなくなったら勝ちです。最後の1人になるまで順位を決めます。スコアの付け方ですが、マニュアルには記載がありませんが一番はじめのプレイヤーから1週するまでの順位をポイントとして積み上げて行き一番ポイントが小さい人を勝ちというルールでやっています。1位を取ったら1点、4位だったら4点。決めた回数をプレイして合計点が一番少ないプレイヤーが勝ち。
ある程度、ゲームになれた人だけで集まった場合は、1回のミスが命取りになります。1回のゲームだけだと1番最初にプレイしたプレイヤーが有利になるようです。最初のうちは確率論になります。場の数字と他のプレイヤーの手札を見て、予想します。ゲームに慣れない最初のうちは素直に確率が高そうな数字を選んで行くのが良いと思います。例えば、場に7が1枚、他のプレイヤーに2枚しか無い場合、4枚が自分の手札もしくは取り除いたタイルにあるという事になります。また他のプレイヤーが1をもっていれば自分には1がありません。
段々慣れてくると、相手の発言がヒントになってきます。自分が1を持っている場合は、ある意味ギャンブルに近いですが、ゲームの最後の方になると確率が一緒の数字になったりします、その段階でも誰も「1」と発言しなかった場合、自分が持っている可能性が高まる。など
ボードゲームになれていない人でも、すぐに導入できる非常に分かりやすいゲームです。またコンポーネントもそれほど多くなく、場所も必要ないのが嬉しいです。大体4人で2週(8ゲーム)して1時間といったところです。長考もできてしまうのである程度テンポよくプレイすると余地お思います。ライトですが、ガチな記憶力と推察力が必要で大人同士で本気で遊べるゲームだと思います。コンポーネントがもう少し高級感あると良かったです。また若干立たせにくい。ガイドのようなものもあってもよかったかもしれません。