Xperia Z Ultra (C6802) レビュー

Xperia Z Ultraの外箱

Xperia Z Ultra (C6802)を発売直後の2013年8月上旬にSIMフリー版(LTE版ではない)を買いました。ジャンルは通話機能が付いていてSony Mobile Communicationsとしてはスマートフォン(ファブレット)として発売していますが、個人的には7型タブレットの代わりとして購入しました。なかなか自宅での使い分けが難しいですが、「自宅で取り扱いやすい手元端末」としてFullHDの軽量薄型、片手で持てるギリギリサイズの6.4は上手くハマるのではないかと。

Xperia Z Ultraのスペック情報

6.4型fullHD(1,920×1,080)、179x92x6.5mm 212g、2.2GHz Qualcomm MSM8974 QuadCore、IP55/IP58の防塵防滴、8M ExmorRS、発売時点ではAndroid4.2 (Android4.3にアップデート予定)といったスペックになっている。

液晶ディスプレイは新しくテレビ事業からのハードとソフトの技術でXperia Z Ultraで初めてTRILUMINOS Display with X-Reality for mobileが搭載される。X-Reality自体は9月のアップデートで提供予定。Mobile TRILUMINOSディスプレイは従来のディスプレイより発色が鮮やかになったとされている。X-RealityはMobile BRAVIA Engine2の後継となる機能で超解像技術のようです。

なかなか良いサイズ感

Xperia Z UltraとiPhone5

Xperia Z UltraとiPhone5

初めて触った印象は薄くて軽い。公式では「パスポートサイズ」と言っているが横幅のサイズ感も良くて非常に扱いやすい。片手で持ってスワイプで操作といったこともできる。キーボードに片手入力補助があるが片手で文字入力は手のサイズによるが厳しい。また上下スワイプ以外の操作(指から遠い領域のタップ、スワイプ)も厳しいと思うが、FlipboardやFeedlyなどの受動型アプリに関しては片手で快適に操作ができる。

処理性能は快適

XperiaでAndroid4.xを搭載を始めた機種では、CPU性能は悪くないのに少しもたつくことがあったが、快適に動作している。アプリの立ち上げやメニューの表示などもストレスなく出来る。

ストレージについて

内蔵フラッシュメモリは16GBと少ないがmicroSDスロットを主にストレージとして利用することになる。メディアビューワー的な使われ方を考えると本体メモリはもう少し増やしてもらえたほうが嬉しい場合が多い。

ディスプレイの感度について

Xperia Z Ultraのディスプレイ感度

Xperia Z Ultraのディスプレイ感度

ほとんど欠点を上げるところがなく、自身の利用方法にマッチすればかなり良い端末であると思うが、Xperia Tablet Zでもあったが、ディスプレイの感度が良すぎるのか誤タップ/誤認識をすることがある。タッチディスプレイの端末において誤認識はかなりUXを損なうので、アップデートで改善されることを期待したい。

Apple Magic Trackpadを接続してみた

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Apple Magic Trackpad MC380J/Aをbluetoothで接続してみた。以前Android4.1のNexus7で普通に利用でき、Android4.2にアップデートしたら利用できなくなってしまった経験をしているが、結果としてはうまく利用できなかった。トラックパッド自体は認識され、マルチタップ、日本指でのスワイプ、タップなどの動作は問題なく行えるのだが、Wi-Fi通信がどうにもうまくいかないかんじで、ネットワークの接続ができなくなってしまった。

指でタップをしてデバイス認識をやめると、ネットワークとの接続が回復。不具合なのか相性なのかは不明だが、現時点では利用はできない感じです。

Xperia Z Ultraで動画を撮影してみた

動画の試し撮りをしてみました。そこまで高画質という感じはしないです。今後iPhone等と比較してみたいと思います。

お値段

値段が少し高い。意欲的な製品であるには変わりないが7型タブレットに関してはNexus7(2012)の値段のインパクトがかなり強い。Nexus7(2013)はLTEモデルで39,800円程度と予想されるが、Xperia Z Ultraは実勢価格が65,000円前後となっている。

キャリアからの発売について

docomo、auから発売されるかもしれないという噂がある。現段階だとauから発売されるのが濃厚のようです。

総評

Xperia Z Ultra

タブレットは昔から議論されてきているが、自宅内での役割分担で微妙な立ち位置に立つ場合が多い。特にパソコンへのアクセスが容易な場合、スマートフォン側が4型以上と大型化しているなか、9型(iPad)はどうしても使うシーンが限定されてしまったが、自分の場合はXperia Z Ultraに関してどちらかというとスマートフォン側の利用用途を上手くカバーできているように思える。

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